2004年2月23日 屈辱の初試合
今年で結成3年目を迎える美原タイガースが軟式野球をやりだしたのは本当に偶然だった。

2002年5月美原町にある会社に共同会社の方が応援に来られていた。

その会社では毎日昼休憩に柔らかいボールで「野球」をして時間を潰していた。

この「野球」は独自のルールの下活動していた。大まかなルールはと言うと・・・

・打者は走らなくていい。・会社の敷地から出たらチェンジ。・屋根、車に当たればアウト。

・事務所の窓に当たればホームラン 等その敷地内での「野球」として楽しんでいた。

我々の「野球」をしているのを見た共同会社の方が、一度打たせて下さいと言い打席に入った。

対する投手はエース花登。見事空振りの三振に抑えた。「あんな変化球よう打ちませんわ」と共同会社の方。

そう、この「野球」は非常に柔らかいボールを使っていたので、ピン球の様に自由自在に変化するのだ。



昼休憩が終わり、
共同会社の方が唐突に「軟式野球しませんか?」と話してきた。

一同戸惑いその場は返事を保留。子供の時以来グローブをはめた事もないが、野球は大好きな連中だった。

先方には「試合させて下さい」との連絡をした。もともと小さな会社のためメンバー9人集めるのが一苦労。

今まで一度もグローブを使ったことがない人もメンバーに借り出された。

バッティングセンターにも行き、そこそこ打てた。試合までの数週間何度か練習を重ねてきた。

(この練習中に「TSP」というチームから練習試合を申し込まれる事となった。)

前日に決起会を行った。「チーム名をどうしようか?」と話していた時に、

会社が美原町やし、タイガースファンやから、『美原タイガース』でええんちゃう!?

まさに『美原タイガース』誕生の瞬間であったが、あまりに単純。今では愛着のあるチーム名になった。

記念すべき初試合は2002年5月25日鴨谷球場だった。結果は美原3-12浪速の完敗だった。

内容はエースの四死球の連続。ストライクを入れに行った球を強打され、味方の守備陣はエラーの連発。

打てば三振・凡打の山。異様に長く続く感じた守備だった。

挙句に相手チームから「
時間無いから、美原タイガースさん打って下さい」と相手チームの攻撃途中で交

それでも一矢報いる事ができなかった。この屈辱的敗戦を経験しメンバーは練習に励んだ。


今まで昼休憩にやっていた「野球」を止め、軟球でのキャッチボールを始めた。



2004年2月1日 新年初試合初勝利
2004年2月1日(日)新年初試合が浜寺球場にて行われた。対戦相手は「オリオンロビンズ」様。

このチームのキャプテンとは昨年からグラウンドを取れたら是非とも試合をしましょうと約束していて、

やっと対戦できるので大変楽しみだった。

相手のエースは120`超のストレート、カーブ、スライダーを投げ分けるとの前情報を頂いていた。


素人ばかりの美原タイガースにそんな球打てるはずがない!!と思っていた。

うちのエースも試合前からやや落ち込みがちに・・・エースのお尻を叩いて叱咤激励。

今回の試合は美原タイガースにとっても非常に大きな意味があった。

昨年の12月に新メンバー渡辺さん、樽井さん、伊川さんを交えての初戦という事もあり、

是が非でも勝ちたかった。私の胸中を知ってかエースもプレッシャーを感じていたようだ。


試合当日は今までの寒気が嘘のようになくなり、穏やかな晴天だった。まさに絶好の運動日和。

メンバー一同浜寺球場の真横まで渡辺さんの車で乗り入れた。

園児達が遊び回る中、一台の自家用車が堂々と浜寺公園内を走っている姿はちょとした優越感に浸れた。

まさに自動車と言うものが、一部の特権階級のシンボル的存在の時代にタイムスリップした錯角さえ覚えた。

メンバーからは「パレードみたいや」との声も。まさに遠足気分だ。


試合前に「オリオンロビンズ」様のキャプテンと大まかな打ちあわせを終え、いざ第一試合へ。

エース花登の安定した投球内容に安心し、途中エースにもゆとりがでてきた。

クローザーの竹田さんを第二試合に温存してエースに第一試合の完投をお願いした。

見事「オリオンロビンズ」を6安打1失点に抑え今年初勝利。

新メンバーの渡辺さん、樽井さん、伊川さんも加わっての初勝利

メンバーが集まらずに試合のできない時期が続き目標を失っていた美原タイガースに、

希望を与えてくれたのが、渡辺さん、樽井さん、伊川さんの加入だった。


大阪府内に数多くある草野球チームの中から「美原タイガース」に入っていただきありがとうございます。

これから新しい美原タイガースを作っていきましょう。


「オリオンロビンズ」様との第二試合は
こちらへ「無念の逆転負け」


2004年1月29日 全国デビュー!?
最近はめっきり暖かくなってきて日中は外に居てる方が気持ちがいい位の陽気ですね。

今日、久々に我がチーム美原タイガースの掲示板を覗いたら、ある番組企画会社の方の投稿がありました。

タイトルは
「野球狂を探しています」今春からの阪神タイガース番組での1コーナーに

「町の野球狂達」的な人物の発掘と募集を兼ねた内容だった。以下に大まかな文章抜粋して紹介すると。

《初めまして、私は番組企画会社『ペン企画』の武田賢宗(タケダマサムネ)と申します。

いきなりですが、今、此方では 
”野球に熱い人” の情報を大募集しています。

朝日放送(ABC)では今春深夜からタイガース番組が始まります。そして、その野球番組の最後で、

町の”野球に情熱を傾ける人”を紹介する1分ほどのコーナーが誕生する事になりました。

そこで、このコーナーで取り上げる、野球が大好きで、独自の信念を持って打ち込んでいる個性的な野球人を大募集します。

何か情報をお持ちの方は、是非、ご一報を。※以下省略》

原文は掲示板投稿NO.35をご覧下さい



番組企画会社にメールを送るつもりはありませんが、自分なりに美原タイガースの野球狂達を紹介すると・・・


まずは、
エース花登。40歳で初めて軟式野球をやり始める。日夜野球参考書を読み漁り、知識は超高校級。

体力年齢も驚異の18歳を記録。風呂の中では軟球を洗い磨き、

浴槽の中で変化球の握りと手首の強化の練習。1日300球以上の投球にも耐える鉄腕の持ち主。

チームの勝利はエースの右肩にかかっています


続いて
竹田さん。50歳を超えているとは思えないほどの選手。

投げて良し、打ってよし、守ってよしの3拍子揃った名選手。練習の時のノックも快く引き受けてくれ、

毎回厳しくご指導していただいています。仕事の後一睡もせずに練習&試合に参加してくれる事もあり、

驚異の肉体です。
リリーフとして登板した時は未だに2回まで防御率0.00のパーフェクトピッチングの神話が、

継続中!!


最後は
渡辺さん。47歳でベースランニング堂々の1位を記録

また、守備練習やシート打撃でも実力の高さを

十分に発揮してくれています。土曜日は美原タイガースで活動され、

日曜日に自分がキャプテンを勤めるチームで活動されています。

まさに野球狂の休日と言っても過言ではありません。


美原タイガースの野球狂達の一部の方を紹介するとしたらこんな感じです。3人とも40代以上の方です。

頼もしき先輩方のおかげで本当にチームが支えられていると実感します。

今後も熱い野球狂達を紹介していきます。


みんなで野球をやってる場面がテレビに映ったら面白いなぁと思いました。



2004年1月25日 初試合積雪で中止
待ちに待った2004年初試合が今日1月25日に開催予定でした。

対戦相手はうちと相互リンクをしていただいている「泉州ロビンズ」様。

日曜日という事もあり、メンバーの出席も確保できて楽しみでした。



ところが、何と球場が積雪で中止。すっごい楽しみだったのに・・・やっぱ私は大雨男だw。

前日はあんなに晴れていたのにね。

今回のスターティングオーダーは打順はまだ決まっていませんでしたが、守備はすんなり決まりました。

投手:花登、捕手:米田、一塁:竹田、二塁:岡田、三塁:伊川、遊撃:山口、左翼:渡辺、中堅:坂口、

右翼:樽井でした。日頃の練習を見ていて監督と相談して決めました。

次週2月1日は是非とも試合したいですね。晴れを祈ります。


2004年1月10日 記録会
2004年1月10日(土)新年最初の練習日に記録会を行いました。天気にも恵まれ、絶好の運動日和でした。

新メンバーでの活躍が目立ったのが伊川さん。投・打とも上位の好記録を残してくれました。

これからの期待が楽しみです。


圧巻は渡辺さんのベースランニング。前評判通りのぶっちぎりの1位を獲得。

やや心配はエース花登さんの遠投距離が振るわなかったこと・・・鉄腕にもかげりか!?
エースの復活を望む!!



今回は準備不足の為記録が残っていない方がいてるのが心残りです。

次回は全員が納得のいく記録を残せるように改善します。次回の記録会が楽しみです


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