2004年10月1日 第3回記録会総評
我が美原タイガースはほぼ毎週土曜日の練習に加え、日曜日に試合をしている

メンバーは野球未経験者が圧倒的に多い

メンバーの中には「美原タイガース」で草野球をするまでキャッチボールしかしたことがないメンバーもいる。

当然社会人になってから軟式野球を始めたことになる。

はっきり言ってメンバーの個人の能力はそれほど高くは無いが、みんな一生懸命やっている。

試合の勝敗に一喜一憂し、試合には勝ちたいと全力で頑張っている。

試合に勝ちたいのは山々だが自分達の実力が上達してきているのか気になる

そこでメンバーの
個人の能力を測るために「記録会」をやっている

種目は「遠投」、「ティーバッティングの飛距離」、「ベースランニング」の3種目だ。


9月20日(祝)千早赤阪村民運動広場にて第3回記録会を行った。

このグラウンドは友好チーム「北斗タイガース」様が譲渡してくれた。

両翼85m程、トイレ、自販機、ベンチ、バックネット、ナイターの照明まで完備の良い球場だ。

9月下旬となると秋真っ盛りだが、当日は真夏日。

さらに18日(土)、19日(日)、20日(月)と3日連続の野球漬けと言うこともありメンバーも疲労があった。

入念ウォーミングアップの後、記録会が行われた。


まず最初の種目は「
遠投」だ。一塁のファールラインからレフト方向に向かって投げる。

30m〜80mまで10m間隔で事前にラインを引いている。

参加メンバー8人中6人が前回の記録を塗り替える自己新記録をマーク。

特に新入部員の
清水選手は79.1mとチーム最長記録を樹立

エース花登は最初の試技が納得いかなかったのが、自ら2回目の試技に挑戦し自己記録を更新。


遠投を測定したラインを利用して続いて「
ティーバッティング」を測定。

いつも渡辺さんにお願いしてティーバッティングの「ティー」を持ってきてもらっての測定だ。

第1回の記録会では花登選手が見事にティーを打ち坂口選手のバットを凹ますという珍事件があった。

ティーバッティングも
8人中6人が自己新記録を樹立。過去2大会は70m以上の飛距離を出した選手が

2人しかいなかったが、今回は6人と一気に4人も増えた。


最後は最も注目の「
ベースランニング」だ。

何といってもベースランニング記録保持者渡辺選手と現在盗塁王の坂口選手の記録争い。

ダークホースに池上選手。前回はスパイク無しのスニーカーで17秒8を記録。好記録が期待できる。

新入部員の清水選手も走塁には自信があるらしく侮れない存在だ。

走者がホームベースに付くと各ベースに走塁後のベースの歪みを直す補助員が待機。

ベースランニングも8人中7人がまたまた自己新記録を樹立。

チーム最速は現在盗塁王の坂口選手に決定。

自己記録を1秒近く縮め、2位以下を引き離す16秒台をマーク。

今回の記録会でチーム内に17秒でベースランニングを走れる選手が5人に増えた。

竹田選手は17.65秒と全メンバーの中でも上位4位に入賞

驚異的な肉体能力を持つチーム最年長57歳


前回の記録会から約半年。気候が暖かくなって体が動きやすくなったというのもあるが、

毎週練習と試合に明け暮れてきた成果が好成績を生み出したと思う。

試合に勝つことも大切だが、練習をし、自分の能力が向上しているのも嬉しいものだ。

次回の記録会の日程はまだ未定だが、
今回以上の記録が出るように毎週の活動を頑張りましょう!!


末尾になったが今回の記録会は友好チーム「北斗タイガース」様のご協力がなければ実現しませんでした。

この場を借りて改めて御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。


2004年9月4日 女子マネ加入
我が美原タイガースは2002年結成のまだまだ若輩チームだ。

メンバーの平均年齢は高く30代後半だろう。

メンバー全員が当然男性で選手兼審判兼マネージャーをしていた。

試合毎にスコアブックを付けていくと守備の時の投手成績も付けたくなる。

女子マネージャーがほしい!!

去年からメンバーの悲痛な訴えだった。

まだスコアブックすら付けていなかった時期に・・・



メンバーから「
女子マネージャー連れて行くよ

と連絡が入った。

2004年7月4日 v.s「20th.C.B」戦が初めての参加。

メンバーもベンチの椅子を空け、マネージャーが座れるようにした。

その横にはちゃっかりと自分が座っていた。


野球は好きだがマネージャー経験が無いので、当然スコアブックの付け方など知るはずも無い。

きっちりとメンバーが教えてくれている。


ある日いつもの様に試合後にスコアブックを受け取ると、

ユニフォームを作ってほしい」と

マネージャーの口から出た。

「背番号は何番にする?」と聞いた。

マネージャーだから背番号は要りません

「せっかくだから・・・」 

53で」

(好きな選手は阪神の「赤星」か?と内心思いながら・・・)

サイズと料金を確認し発注した。完成が待ち遠しい。

マネージャーもスコアブックを付けるだけでは面白みに欠ける。

ユニフォームの完成の暁には一緒に練習して試合に出れるようになりましょう。


2004年8月30日 スコアブック
美原タイガースのHPが完成して、HPの「試合結果」、「個人成績」に載せる為に

試合毎に『スコアボード(当ページの簡易型スコアブック)』をつけるようにした。

自分で作ったこの用紙は試合結果と各打席の結果、打点、盗塁、など個人成績も

全て記入できるようにしていた。


おかげでメンバーの個人成績がはっきり数字に現れた。
俄然メンバーのやる気も高まった。

試合中いつも通りメンバーの各打席の成績を付けていると自分の打順が回ってきた。


他のメンバーに「個人成績」の記入を頼み打席に入った。

結果は四球で、その後本塁まで帰塁するのに4人程の打者が打席を終えた。

『スコアボード』を受け取り、表を見てみると何やら訳の分からない記号が書いている

成績管理をする者が記号の意味が分からなければどうしようもない。

早速記号を記入した本人に聞いてみた。

「すません。この記号は何ですか??」

スコアブックの記号やん。Bが四球で、この斜線がヒットやねんけど、マスが足らんわ

「・・・・・・・??えっ??何ですか??それ??」

一瞬何の事か理解できず、とりあえずその場は記号の意味を教えてもらい

自分の分かる記号に書き換えた。


その後、「
スコアブック」と言う物が野球の個人成績を管理する上で最も重要なこと、

さらに試合の流れや選手の動きなども全て分かる
と言うことを知った。

メンバーと話し合い、早速美原タイガースでも個人成績の管理に「スコアブック」を取り入れようとなった。


まずは
「スコアブック」を手にいれなくては・・・

ネットサーフィンを繰り返しかなり探しまくった。手元にはいくつかのスコアブックが揃った。

しかしどれも
スタメン9人の成績しか残せない代物だった

美原タイガースは結成当初から練習試合は「全員打ち」をしている

全メンバー揃えば13人。これらスコアブックでは4人も成績に残らないではないか!

せっかく
参加してくれているメンバーの成績が残らないのは面白くない!!という事で

再び自分でエクセルに向かい合った。見よう見まねでスコアブックを作った。


エクセルなので自分で加工が簡単だった。参加人数が増えようが枠を増やせばいい事。

他の草野球チームも同じように思っているのでは?と思い、自作の「スコアブック」を

ダウンロードできるようにした。スコアブックを付けれないチームの為にも今までの

「スコアボード」もダウンロードできるようにした。

おかげ様で大変多くの方々に利用していただいている。

毎月平均1300名の方がダウンロードしていってくれている。嬉しいことだ。

(この1300名の方がトップページに来てくれないからカウンターは動かないが・・・)


野球経験者の少ない美原タイガースのメンバーには最初はスコアブックの記号の意味、

記入例など分からない事が多々あった。その都度知っている人に聞いて理解していった。

図書館に通い独学でマスターしたメンバーもいた。


今はマネージャーが入ってくれてスコアブックを付けてくれている。

スコアブックの記入をマスターしたメンバーがマネージャーに記入方法を教えてくれている。

今まで攻撃時しか付けられなかったが、マネージャーのおかげで守備時も

相手チームの攻撃もスコアブックを付けてもらっている。

おかげでかなり正確な個人成績が付けられるようになった。

年度末の個人成績の各部門の成績発表が楽しみだ。



2004年8月25日 HP開設1周年
先述したが、美原タイガースが結成したのが2002年5月。その後何度か試合をし、活動を続けてきた。

発足当初は練習中心で、どうやって試合相手を探したらいいのか。球場の確保方法の仕方は?そんな事すら知らなかった。

軽い気持ちで
インターネットで「草野球」と検索して見たら、80000件以上のヒット

当然のことながら「草野球チーム」のHPが多い。幾つかのチームHPを見た。

中には動画を取り入れたり、各ページともチームの独自色を出すために趣向を凝らしていた。

草野球を初めて1年以上が経過して、今までメンバーの写真や成績を残したことが無かった事に気づいた。

「メンバーの家族も野球をしている姿を見てみたいだろう」、

「メンバー自身も自分達の野球の成績を見てみたいだろう」と言う想いからHP作りを決意
した。


まずは、どんなページにしようかと考えた。

美原タイガースが結成間も無い頃利用していた球場と言うのは、緑に囲まれたほのぼのとした球場だった。

球場に入るための鍵の掛かった出入り口は無く、外野には芝生というより雑草が生えていた。

梅雨時にはキノコさえ生えているような球場だった。

そんな球場でも時には犬の散歩をしている人が観客になってくれたり、

見知らぬ人が一緒に練習に参加させてほしいと言ってきたり、

本当にほのぼのとした球場だった。練習に疲れたらベンチで横になり木々の間を吹く風で涼んだものだ。

美原タイガースの草野球の原風景は「緑に囲まれた球場」と言っても過言ではない。

という訳で基本的に「緑」を基調にしたページにしよう、と決まった。


次はどんなページを作ろうか。パソコン操作が不得手なため他のチームの様な手の込んだ物は無理と判断。

「活動予定」、「試合結果」、「個人成績」、「写真集」の4ページを作ることに決定。

特に写真集は家族で楽しめるようにできるだけ一杯載せようと心がけた。

トップページにはメンバー全員の写真を載せたいと常々思っていた。


練習試合の対戦相手を募集する時に初めて自分のHPアドレスを公開し、

多くの人がアクセスしてくれた時は嬉しかった。今までトップページに
1日224HITSが最高のアクセス数(2004.06.21)


その後
メンバーの要望により、「出欠確認表」というページを加えた

今まで直接連絡を受けてエクセルに書き込んでいたため、メンバーが自由に訂正したり、閲覧できなかった。

他のチームの方には見られないようにした方が良い、との事でアクセス制限を設ける事になった。

今までやったことも無い事なのでかなり失敗を繰り返し、何とか完成した。

メンバーに「ID」と「PW」を自分で決めてもらい入力していった。

今は無くてはならない大切なページだ。苦労したけど作った甲斐があった


その後幾度もトップページの改訂を繰り返し現在のデザインになった。

美原タイガースHPへのアクセス数もある程度増え、おかげ様で
1年で15000HITSを突破した。

何といってもチームを支えてくれているメンバーや友好チームが相互リンクなどをしてくれたおかげだ。


時には
1日68通のウイルスメールに苦笑いすることもあるけども、草野球チーム「美原タイガース」の

HPは今まで通りメンバーの「家族と一緒に見れるアルバム」の様なページ作りを続けたい。

いつかヤフーに登録されることを夢見て・・・


2004年6月20日 <打撃部門>中間発表
2004年6月の日程が終わった。草野球チームにとっては上半期終了である。

今年我が美原タイガースは1月〜6月までで17試合(10勝7敗)の試合をすることができた。

昨年2003年が1年間で8試合しかできなかった事を思えば、

半年で既に2倍以上の試合数をこなしている。

これには何といっても新メンバーが入ってくれた功績が大きい。


新メンバーのおかげで安定して試合を組むことが出来るし、個人成績争いも面白くなる。

6月を終わった上半期での美原タイガース各打撃部門の個人成績中間発表を行いたいと思う。


まずは
打撃部門

首位打者:
坂口選手・・・3割5分6厘(今岡を凌ぐ好成績をキープ)

出塁率王:
峯尾選手・・・6割5分2厘

塁打王:
山口選手・・・27ポイント(ヒット1P、2ベース2P、3ベース3P、本塁打4Pにて算出)  

打点王:
峯尾選手、山口選手・・・14打点

得点王:
坂口選手、渡辺選手・・・16得点 

選球王:
渡辺選手・・・27個(四死球数) 

盗塁王:
坂口選手・・・39個 


今回は各部門の個人成績がトップの人しか紹介していないが、2位以下の選手とかなり激しい競争が行われている。

まずは、
盗塁王争い。首位の坂口選手を盗塁差2個で猛追している渡辺さん。

3位以下を大きく引き離し、
盗塁王争いはこの2人に絞られてきた。どこまで数字が伸びるか楽しみだ。  


続いて打点王。峯尾選手、山口選手が現在首位であるが、忘れてならないのが現在怪我で療養中の樽井選手。

怪我のため出場試合数こそ少ないが、6試合で9打点と一時期は首位を独走状態。

樽井選手の巻き返しに期待大

続いて、首位打者争い。現在首位を走る坂口さん。2位とは2分の差しかない接戦。
規定打席にあと少し足らないものの参考記録としては「イチロー」をも凌ぐ
打率4割1分9厘の山口選手。
規定打席に達した時が楽しみだ。

続いて出塁率王。現在峯尾選手が首位だが、1分差で渡辺選手が猛追。

また、一時期ドカベンに匹敵する
出塁率7割7分5厘をキープした池上選手

これからどこまで復調してくるのかが楽しみ。


皆勤賞:坂口選手、竹田選手、渡辺選手・・・全17試合出場

何といっても「皆勤賞」ほど取りにくい賞は無い。あまり評価のされにくい賞だが、

草野球は「参加することに意義がある。」

みんな家庭や仕事など忙しい中、調整して全試合出場してくれている3名に心から感謝します。


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